意外と凄い結界でしたB

2018年03月22日

続きです。

Sさんはその家に行って下さる事になりましたが、すぐは都合がつかないのと、結界を張るなら適した日があるとの事ですぐに行くことは出来ません。
Y君経由でSさんの言葉を伝えました。
どちらにしても結界は張った方がいいと思う、商売ではないので結界を張る事自体の料金は不要。
ただ、しっかりした結界を張るなら色々と自分達で買い揃えておいて欲しい物があり、更には氏神様の神社で祈祷をして頂く必要があって玉串料として幾らかのお金はかかり、これらすべてで3万円前後はかかるかと思う。
でなければ、お金はほぼかからないが効果も弱く有効期間が短い方法もあり、こちらの場合は効果がある内に玄関前に塀を立てる(DIYでも可)などの必要がある。
どちらがいいか決めて欲しいと言う事でした。
御家族は前者の方で了承しましたので、用意しておいて欲しい物を伝えました。

Sさんが行くまで、Y君が2日に1度ほど見に行く事になりました。
と言っても、家の外からでも分かるので質の悪い霊が来ていないかを前を通りかかるだけでしたが。
たいした事無さそうであれば何も言わないので、少し不気味な事があっても気にしないで大丈夫と言っておいたらしいです。
でも、見かけた事の無い人が頻繁にウロウロしていたわけですから、近所の人に物凄く怪しまれたらしいです。(笑)

そして、Sさんが御宅に伺う日が来ました。
待ち合わせ場所は御宅の氏神様の神社です。
御家族とY君と私とSさんの全員で神社に参拝します。
事前に御夫婦が神社に御願いしておいたのですが、持ち込んだ日本酒三升(その内、二升は奉納品)と粗塩1kgを御祈祷して頂き、神宮大麻と氏神様の御札を授与して頂きました。
(日本酒と粗塩の御祈祷は御願いしても受けてくれない神社もあります)

それから御家族の御宅に行きました。
その道中で私はY君に見えるようにされました。^^;
SさんはY君が取ったその方法も目の当たりにしたので
「なるほど、それがきっかけになって見えるようになるんですか。面白いですね」
と妙に感心しておりました。
私としても、Sさんがどう結界を張るのか、その効果はどうなのかを実際に見たいので、今回は私の方から見えるようにしてもらうつもりだったため今回に限っては文句はありません。(笑)

少し広めの道路から直角に入った道の突き当りに御宅があります。と言っても行き止まりではなく御宅の前で曲がっていて道が横に伸びています。
霊が通りやすい道のようだと聞いておりましたが、特に私は何も感じません。実はY君もそういうのはよく分からないみたいです。
御宅の前から延びる道路のかなり離れた所に突っ立っている霊はおりました。別に悪そうではありません。
Sさんは、霊の通り道と言う程ではないけれど若干通り易い道に感じる、更には突き当りなのでそのまままっすぐ進んで来てしまい易い感じがすると言っておりました。

御札は車の中に置いておき、御祈祷して頂いた粗塩と日本酒を持って御宅にあがらせて頂きました。
「分かってたけど、やっぱりいたね〜」
とY君。
私も見ましたが、御高齢の女性の霊が佇んでおりました。^^;
と言っても悪い霊ではなさそうです。
「では、まず出て行って貰って、お家の中を清めましょう」
とSさんが言います。
Y君が説得したらすぐ出て行ってくれました。見ておりましたが普通に玄関から出ていきました。

予め用意しておいて貰った白い平皿と半紙を出して貰うと、日本酒を平皿に少量注ぎ、粗塩を一つまみ入れました。
半紙を細く千切って束にすると、平皿の中の日本酒に軽く浸しました。
御主人が予め作っておいた神棚の設置場所に、その濡れた半紙を軽く叩きつけます。
実は既にSさんにお話しはして、それで大丈夫です、と言われてはいたのですが、私が以前に書いた心理的瑕疵物件Fの時の方法とほぼ同じ事をされていたので、概ね間違いじゃなかったとホッと安心したのは内緒です。(笑)

SさんがY君に
「玄関前に行って、新たに別の霊が入り込まないようにしておいて下さい」
と言うと、Y君が出ていきます。
御主人に用意しておいた神棚を持って来て貰い、設置しました。

それから御主人に
「御家族皆さんで車の中から御札を持って来て下さい。両手で御札を持った御主人を先頭にして次に奥様とお子さんの順番で玄関から入ってきて下さい。慌てなくて大丈夫ですから」
御家族が取りに出ると、Sさんは半紙を一枚半分に折って唇で軽く咥えます。
戻ってきた御主人から御札を受け取ると恭しく頭を下げてから、神棚の中に入れていきます。
そして、半紙を唇から離すと小さく折り畳んでポケットにしまいました。

「では結界を張りに行きましょう。お清めの塩と日本酒を持ってついてきて下さい」
とSさんが言います。
私が粗塩を持ち、御主人が日本酒の瓶を持ち、奥様はお子さんを抱えて、Sさんの後についていきます。

玄関から外に出るとY君が暇そうに立っていました。
「さっきから向こうの方にいるけど近付いてきてはないよ〜」
指を差した方向を見ると、御宅に着いた時に立っていた霊に加えて別の霊も離れた所に立っています。
Y君がお子さんに
「あっちにいる人見える〜?何人いるかな〜」
と聞くと、お子さんは指を2本立てました。
「しっかり見えてるね〜」
とY君が苦笑します。


続きます。

posted by 未熟な修行者 at 23:25 | Comment(8) | 日記

意外と凄い結界でしたA

2018年03月17日

続きです。

Y君が撮影した画像を見て貰ったのは霊能者のSさん。Y君や私が信頼している霊能者のお一人で、私よりも少し年上の方です。
物心ついた頃から霊を見る事があったこともあり、神職となって神社で数年間お勤めしてましたが、その後はどういうわけか神職から離れ、ずっと普通の会社員として働いているのだそうです。
やはり、知り合い限定で相談に乗るくらいで、霊が見える事も原則的には内緒にしているそうです。

Sさんと言う人がいると言う事は(霊が見える知り合い達の間での)噂では知っておりましたが、実際に知り合いになったのは割と最近のことです。
初めてお会いしたのはY君と私、それからSさんの三人でした。
実はSさんが受けた相談で霊を祓える人を探しており、知り合いの伝手を辿ってY君の名前が挙がったのだそうで。もちろん私はついででして、興味があったのでついていったのでした。(笑)


Sさんに会う前に私はY君に霊を憑けられました。当然見えるようにもされております。(笑)
憑けられたと言うと大事のように感じますが、適当にそこらにいた弱い霊が私に付きまとうようにしたのです。
どうやったのかは分かりませんが、私の苦情に
「いいじゃ〜ん、Sさんが本当に見えてるか分かったら、すぐに追っ払うから〜」
実際の所、体調にもほとんど影響はありませんでしたから、そこらをウロウロしていた本当に弱い霊だったのだと思います。

そしてSさんとお会いしたのですが、お互い自己紹介が終わるなり私に
「それ見えてますよね。何でそのまま連れて歩いているんです?」
と苦笑しました。
Y君も笑いながら
「どんなのが見えてますか〜?」
と聞きます。
「50代くらいの中年女性で、髪は肩くらいまで、茶系の上着で茶系のバッグを・・・あ、これテストですかね?」
と笑いました。
書くまでもないですが、ばっちり当たりです。
Sさんはその後で
「これくらいの霊なら私でも」
と言い、小さな声で何か呟いてから霊に向かってフッと息を吹きかけました。
すると霊が離れていきました。

あっさりお互い信用ができました。初めはこういう出会いでしたね。
それはともかく私は強制的に見えるようにされたままなのを何とかして欲しかったのですが。^^;

Sさんは元神職と言っても、霊を祓うのはそれほど得意ではなく弱い霊くらいしか祓えないとのことです。
得意なのは霊が集まりやすかったり通りやすかったりする場所が分かる事で、さすが元神職と言うべきなのかそういった場所に結界を作る事が出来るのです。

Sさんが受けた相談のお手伝いをして欲しいと言うで会う事になったのですが、Y君が
「俺、結界とか作れないから知り合いになっておくのもいいかな〜って」
と言う理由でお会いしたのでした。私は単純に興味があったと言うだけでした。(笑)


話を戻して、Y君が写真を送ったのは、このSさんです。
「この家、玄関の辺りがあまり良くないですね」
「どういう風に良くないんですかね〜?」
「写真だけだと大半が推測になりますけど」
とSさんが話しだしたのは以下のような事でした。

周りの道路などを見る限りでは、立地的に霊が通りやすい道に思える。
以前に老夫婦が住んでいた家の時には、例えば塀、大きな石、植えられていた樹木などがあって結界を張ったような作用をしていたのだと思う。できれば霊がまっすぐに入って来ないよう玄関前は塀などがあるといい。
今の家は道路に面してすぐ玄関があり遮る物が何もない上、囲んでいる周りの家は全て塀や生け垣があるので入ってきた霊が通り抜けにくい。
実際には見てみないと分からないけど入りやすい環境ではあると思うので、もし子供が呼び寄せてしまい易いなら何らかの結界になるようなものを玄関前に作るなどの対策をした方がいい。
そのような事でした。

「実際にその家に行って見ましょうか?間に合わせだけど結界を張ってもいいですよ」
との事になりました。


あ、しまった。知り合いになったきっかけを書いていたら長くなってしまった。^^;
続きます。(笑)

posted by 未熟な修行者 at 00:18 | Comment(9) | 日記

意外と凄い結界でした@

2018年03月10日

半年ほど前の話です。
とある御家族から、Y君に相談がありました。

30代の御夫婦と4歳の息子さんの御家庭で色々と不気味な事が起こるとのことでした。
新築の家なのですが、家族以外の気配が常にあり、息子さんはおじさんがいると言うのだそうです。
御夫婦は二人ともはっきり姿を見たという訳ではなく、リビングから廊下に通じるドアのガラス越しの向こうで何かが移動したようなボンヤリした人影らしきものを一瞬目にしたくらいだそうです。リビングに家族全員が揃っていますので当然そこには誰もいない筈で最初は泥棒かと思ったそうです。ドアを開けても家の中隅々を探しても誰もいなかったそうです。
また、御主人から呼ばれたと思って奥さんが返事をすると御主人は呼んでないと言う事が良くあるのだそうです。
ちょっと不気味なのは深夜にお子さんの声が聞こえて目を覚ますと、お子さんが上半身を起こして誰かと会話しているように喋っていたと言う事も度々あるのだそうです。

ここ数年、この御家族の近親者に亡くなられた方がいるわけでもありません。この家の近所でも亡くなられた方はここ3年程はおりません。
この家が建つ前は老夫婦が住んでいましたが、高齢の為お二人とも老人ホームに入っておりますが至って元気で暮らしているそうです。

Y君が呼ばれて見に行ってみると、家の中には50代くらいの男性の霊がいたそうです。
私は時間が取れませんでしたので行っておらず後からY君に聞きました。
特に悪さをしようと言う霊でも無かったようで、拍子抜けする程あっさりと説得に応じて出て行ってくれたそうで、Y君はそのお宅を後にしたそうです。
その日から不気味な事が起こることはなくなり御夫婦は安心されたそうです。

「だけど、あの家の印象がちょっと気になってんだよな〜」
何かは分からないのだそうですが、新築の家で照明も明るいのにも関わらず薄暗く感じるのと、何故か若干の圧迫感があるような居心地の悪さを感じたのが少し気になってはいたのだそうです。
Y君にしては珍しくいつまでも気にしておりましたので、また何か問題があれば相談あるだろ、と私は冗談ぽく言っていたのです。

しかし、二週間ほど過ぎたある日、息子さんが再度おじさんがいると言い出したそうです。
奥さんが息子さんに聞いてみると前回とは違うおじさんだとの事。それから真っ黒な人がいると言ったそうです。
その頃から、誰もいない二階からミシミシと誰かが歩くような音がしたり、旦那さんではない誰かのボソボソした声が聞こえたりし始めたそうです。

再びY君が呼ばれて訪れました。私はこの時も同行してません。
同じ霊が再び入り込んだのだろうと思っていたそうですが、息子さんが言うとおり確かに違う中年男性がいたそうです。この霊も説得してみるとすぐに出て行ってくれました。
他に真っ黒なと言うよりかモヤのような濃いグレーの霊がいたそうです。こちらは消えかけの霊なのか説得をしようにも何の反応も示さずに、ずっとそこにいるだけなので強制的に祓ったそうです。

これでいなくなりましたが、こう短期間に入り込んでくるのは、もしかすると御家族の誰かが呼び寄せてしまっているのではないか、ひょっとすると霊の姿をしっかり見ているので息子さんである可能性が一番高いのではないだろうかと思ったそうです。

そうだとすると近い内に再び霊が入り込んでしまう可能性も無いとは言えません。
この時にY君は
「しまった〜、さっきの霊にどうして入ってきて居座ったのか聞いてみれば良かった〜」
と思ったそうです。
勿論私もこの話をY君から聞いた時に、霊に聞けるんだったら何故聞かなかったんだと、突っ込んでおきました。(笑)

基本的には呼び寄せてしまい易い人でも、家の中にまで入り込ませてしまうと言う事は案外少ないです。
勿論、外から連れてきてしまうと言う事も無いとは言えないのですが、説得を聞いて素直に出ていくような霊であれば尚更好き勝手に家の中まで入り込んで来るような事はあまり無く、仮に迷い込んできても自らすぐ出ていく事が多いです。

呼び寄せやすい人がいて、その場所自体が居心地が良いので居座ってしまうのかも知れません。
Y君が照明は明るいのに薄暗く感じたり居心地が悪いと感じたのは、この家に何か別な問題があって霊にとっては居心地がいい状態になってしまっているのかも知れません。

そこでY君は、再び霊が入ってきてしまうような別な問題があるかも知れない、そっちに詳しい人に見て貰うので、と許可を貰って家の中と外観を色々な角度からスマホで撮影させて貰いました。
撮影した画像は知り合いの別の霊能者に送って見て貰いました。
するとその日の内に返事が来ました。

「この家、玄関の辺りがあまり良くないですね」
でした。


続きます。

posted by 未熟な修行者 at 00:12 | Comment(12) | 日記