すみません

2017年10月30日

現在、大変忙しくしておりまして新しい記事を書いている暇がありません。^^;

仕事もそうですけど、例によって(霊によって^^;)体調も少々崩してます。

仕事が忙しくなるくらいですので、体調悪化はそれほど大したことないです。

新しい記事は少しお待ち下さい。申し訳ございません。


posted by 未熟な修行者 at 22:39 | Comment(5) | TrackBack(0) | 日記

不動明王

2017年10月23日

仏様方の御紹介の第二弾です。
私は真言宗系ですので、真言宗での仏様のお話であり、目一杯の独断と偏見に満ちております。(笑)
また、御紹介する仏様の順序には特に意図はございません。
なお、他宗派での教えに異論を挟むものではございませんので御理解下さい。

大日如来様を紹介しましたら、次は何と言っても不動明王様です。


日本での名前:「不動明王(ふどうみょうおう)」
梵名:「アチャラ・ナータ」

日本では特に信仰されている事の多い明王です。
明王とは簡単に言えば、仏敵を叱り飛ばしたり、時には力ずくでも言う事を聞かせる役目を持っている仏尊で、一般的に明王は忿怒つまり怒ったような恐ろしい顔形(例外あり)と姿をしています。
不動明王は、右手には宝剣、左手には羂索を持ち、背中側には迦楼羅炎の火焔光背を形作った像で現されます。
宝剣は悪行や煩悩を打ち砕くための諸刃の剣で、倶利伽羅竜王という炎を纏った竜が巻き付いた「倶利伽羅剣」で現される場合もあります。
羂索は敵意を持つ者や煩悩を縛り上げたり、衆生を仏の世界へ引き寄せたりするための縄です。

不動明王様は大日如来様の化身と言われているのですが、はい、ここから少しややこしくなります。(笑)
大日如来様の記事で「三身」という言葉が出てきましたが、密教では他にも「三輪身」と言うものがあります。
普通に教え諭しても言う事を聞かない強情で敵対的な相手に対しては「三輪身」の内、忿怒尊の姿の「教令輪身」で現れるとされています。
ざっくり言えば「教令輪身」とは命令してでも教えを説くための姿とでも覚えると良いかと思います。
つまり、大日如来様が優しく教え諭しても言う事を聞かず敵対する相手に対して、恐ろしい姿で現れたということです。
誤解して欲しくないのですが、大日如来様が衆生への慈愛に満ち溢れるが為、そのような姿を取ってでも教え諭そうという事なのです。

降三世明王(ごうざんぜみょうおう)、軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)、大威徳明王(だいいとくみょうおう)、金剛夜叉明王(こんごうやしゃみょうおう)と併せた五大明王の一人でリーダー格とされております。
日本では単独で造像されて祀られる事も多いのですが、インドや中国ではそういった事はまずありえないことで他の明王と一緒に造像されていたようで、更に言えばインドや中国では密教が廃れてしまいましたので新たに造像される事も少ないです。
その為か、不動明王様が日本だけの独自の明王だと信じ込んでしまっている人までおりますが、それは間違いです。
現に日本とは少し違った密教が伝わっているチベット密教では、日本ほど不動明王像は多くなく絵図の方が多いのですが、非常に大切な仏尊の一人とされており今でも篤く信仰されています。
(絵図を見ると日本の像とはだいぶ趣が違いますが)

他に何を書けばいいんだと思うくらいに日本での人気は凄くて他に書く事も思い当たらなかったのですが、不動明王様が日本独自の明王と言うのと同じくらい、訳の分からない間違いをしている人もいます。

それは不動明王様がヒンドゥー教のシヴァ神であると言う説です。
いつの頃からなのか分かりませんし、以前はそういう記載のある本まであったくらいで、未だにそう思っている人もいるようですが、実はこの説の根拠はどこにもありません。
シヴァ神が密教に取り入れられているのは確かなのですが、不動明王様ではありません。
明王の一人である「降三世明王(気が向いたら記事にします)様」によって、シヴァ神とその妻であるパールヴァティーが調伏されました。降三世明王様の像はこの二人を踏みつけている姿で現されます。
心を入れ換えた二人は「大自在天」と「烏摩妃」として仏教の天部の護法神とされました。

実はチベットではシヴァ神によく似たマハーカーラ(大黒天様)が二人を調伏したとされております。
そのよく似た容姿のせいでマハーカーラもシヴァ神であるという説まで出ました。更に言えばマハーカーラも忿怒尊なので明王によく似ております。
マハーカーラが後に明王として発展していった可能性はあるようなのですが、シヴァ神がマハーカーラや不動明王様になったわけではありません。
少なくともチベット密教の現地では不動明王様がシヴァ神だと言う説はありませんし、そういった記載のある資料もありません。

これは勘ですが、インドやチベットや中国から伝わった絵図ではシヴァ神もマハーカーラも明王も非常によく似ていたのと、文献の文章にはそういった諸尊の色々な名前もどっさり出てきます。伝わってくる間に翻訳された時点で間違えたか、もしくは忿怒尊と言えば不動明王様くらいしか知らなかった人がそういった資料を見て勝手に勘違いし解釈したために起きて広まったという可能性が高いような気がします。


少しは私らしい記事になったでしょうか。^^;

posted by 未熟な修行者 at 00:17 | Comment(7) | TrackBack(0) | 日記

大日如来

2017年10月17日

コメントを頂きましたように仏様方の御紹介をしていこうかと思います。
私は真言宗系ですので、真言宗での仏様のお話であり、目一杯の独断と偏見に満ちております。(笑)
また、御紹介する仏様の順序には特に意図はございません。

なお、他宗派での教えに異論を挟むものではございませんので御理解下さい。

さて、真言宗と言えば、まずは何をおいても大日如来様です。

日本での名前:「大日如来」
梵名:「マハー・ヴァイローチャナ」

真言宗に於いて、密教世界の中心であり、宇宙(空間だけでなく時間も含む)の真理そのものとされる如来。
「毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)」、「摩訶毘盧遮那仏(まかびるしゃなぶつ)」とも呼ばれる事がありますが、真言宗に於いては同じ如来を指すと考えても良い。(ただ、違う如来だとされる説もある)
梵名の「マハー」は「大(偉大な)」というような意味合いで、「ヴァイローチャナ」は「太陽のように遍く照らす」というような意味合い。
つまり、「マハー・ヴァイローチャナ」を当て字の漢字に直した名前が「摩訶毘盧遮那仏(まかびるしゃなぶつ)」と言う事です。
「太陽のように遍く照らす」という意味を重視して翻訳した名前が「大日如来」になるわけです。

大日如来は「法身仏」です。
「法身仏」とは聞き慣れないかも知れません。仏の姿には三身と言われる「法身仏」、「報身仏」、「応身仏」があります。

釈迦如来は人間の姿で生まれ、修行を行ない悟りを開いたのちに教えを広め、臨終を迎えた仏様です。仏が衆生を救済するために人(とは限りませんが)の姿で現れたとされます。このような仏様は「応身仏」と言います。人に教え諭すため人に応じた姿で現れた仏と考えるのが良いかと思います。

阿弥陀如来や薬師如来は、行を積んで悟りを開き、衆生を救うと誓願を立てた仏様です。つまり仏様の救済の意志そのものである仏様で、このような仏様は「報身仏」と言います。誓願に報いるため現れた仏と考えるのが良いかと思います。

それに対して悟りのそのもの、絶対的な真理そのものである仏様を「法身仏」と言います。
つまり本来は色も姿形も無いものです。法(真理)そのものの仏と考えるのが良いかと思います。
「応身仏」や「報身仏」として現われる仏様も行を積んで真理を悟りますので、それらの仏様を成立させる根本的な仏でもあります。

おかしな事に本来は姿形も無いはずの「法身仏」の大日如来の仏像があるのが不思議ですね。
これは他の如来と同じように人の姿で現しただけです。なので、どの如来も顔や体つきはそっくりです。
但し、大日如来は如来の中で唯一、豪華な冠をかぶって、ネックレスやブレスレットのようなアクセサリーを身に着けております。(菩薩は装身具を身に着けているものが多いです)
何故このような姿として仏像が表されたのかは、密教世界の王者と言う意味で豪華にされました。

また他の仏様はすべて大日如来の化身であるとも言われます。
どの仏様も真理を悟っているので、その真理そのものである「法身仏」の大日如来であるとも考えられるからです。


う〜ん、興味の無い方には別に面白くもない記事ですね。
でも、今後もネタに困ったら仏様を紹介していきます。^^;


posted by 未熟な修行者 at 22:45 | Comment(9) | TrackBack(0) | 日記